前代未聞

  • 2008/10/26(日) 22:31:27

こないだ来日しておりましたEddie Adcockですが、
指の震えがとまらず、バンジョーを弾くのが困難だったようですね。
アルコールを摂取することで震えを止めてたらしいのですが、

このたび脳の手術を行って、無事回復したとのこと。
脳に電極を埋め込んで、震えを止める的な内容だったと思います。
前代未聞の手術内容だったようで、ニュースになってました。
http://jp.youtube.com/watch?v=rqWBDHRvHrQ

バンジョーを手術室に持ち込み、症状の治まり具合を見ながら行ってたみたいですね…。

私的音楽論

  • 2008/10/07(火) 23:26:15

Ron Stwertが凄い!
トーンとタイミング、すばらしいと思います。
こういうバンジョー弾き最近いないですよね?

巷で話題沸騰中のDan Tyminski Bandでバンジョー弾いてますが、
ライブでOld Home PlaceとかDevil In Disguiseとかやるんですけど、
J.D.Crowのフレーズとまったく一緒。完コピ!
ちなみにDanもTony Riceのフレーズとまったく一緒。完コピ!
Adam Steffeyだけ違う…。こうなるとマンドリンだけが浮いてしまう奇妙な感じに…。

賛否分かれるところだと思いますが、
オリジナルの音源やら、弾き手のフレーズやらをコピーして、それを演奏する。
僕的には大好きだし、ドブロのフレーズは結構そうしてる部分が多いです。
しかし、オリジナリティがないという評価もある。難しいところですなぁ。

…僕の個人的な考えとして、なぜコピーしたフレーズを弾くのか。
それは劣化しないためと考えています。
すごくわかりにくい説明、スタート!

Bill MonroeとかFlat & Scruggsをリアルに聞いていた世代が、それらをコピーして、プロになる。
プロはオリジナリティが必要だから、次第に自分なりの表現をするようになる。
↑この時点では、レコードからテープに録音した状態だと思います。劣化が少ないんです。
僕的にはこの時点のプロはすばらしい人がたくさんいると思っています。J.D.Crowもそうだし、Jerry Douglas,Mike Auldridgeなど…。

しかしながら、テープに録音した状態のプレイヤーからコピーすると、テープをさらにテープに録音することになるので、劣化してしまうわけです。
↑この時点のプロは、凄いけど物足りないと感じることが多い…。
まして日本人の私がこの時点のプロをコピーするとなると、テープの音がもう伸びきった感じになっちゃうと思ってるわけです。

なので、基本をすっとばしてはいけないのである!という強い信念のもと、オリジナルの音源を極力使うようにしてるのです。誘惑は多いので…。

聞けばRon StwertはFlatt & Scruggsマニアだとか…。
原因はこれか。


↓若かりしDan Tyminski。ドブロも弾けちゃうなんて…。


バスのうんてんしゅ

  • 2008/10/02(木) 22:44:34




会社から京都駅まで歩いてます。
9月から再開して、結構な割合で歩いています。
しかし、仕事が遅くなるとバスで帰ることもあります。

あまり人が乗らない時間帯なので、運転手さんの個性が出てしまう時間帯でもあるのです。
座席はいつも運転席のうしろに座ることにしてるので、その人柄が見えて面白いのです。

?とにかく早くバスターミナルに帰りたい系。急ブレーキ、急発進を駆使して、バス停の停車時間も無視する。2、3回バス停で待ってたのにスルーされたことがあり、ちょっと立腹。

?自己満足系。あらかじめ録音されたアナウンスが流れた後に、同じ内容を復唱する。電車の車掌さんが持つ独特のイントネーションにも似た話し方をする場合が多い。同じ内容なので、だれも聞いてない。

といった2つの代表的パターンが、個人によって程よく交じり合っていることが多いです。

そんな中、昨日すばらしい運転手に出会いました。
その時、1時間に2本しかない京都駅発の電車に間に合うかどうか、瀬戸際の時間帯で乗り込んだバスでした。
僕としてはものすごく急いでいたので、?のパターンであることを願っていたのですが、停車時間を守る、まじめなタイプ。
バス停に早めに着くと、発車時間まで動かない…。最初はちょっとやきもきしてました。

しかし、その振る舞いがすばらしかった。
止まるたびに、紳士的な態度で謝罪とおことわりをする。嫌味がまったくない。
運転中のアナウンスも、おそらくマニュアルにあるのであろう、乗り継ぎのシステムから、両替できる紙幣の種類、丁寧な対応…。不思議と、降りてゆくお客さんが「ありがとう」と声をかけていくのです。こんなの見たことないぞ。そんなやり取りを見ていると、だんだんやきもきさもなくなり、なんか満たされてしまったのでした。ちなみに電車にも間に合った。言うことなしです。

おそらくこの人は、会社にあるマニュアルを忠実に、誠実に実行しているだけ(といったら失礼かもしれないけど)だと思うのですが、監視する人がだれもいないような空間で、それを実行するのはなかなか難しいと思います。

いい仕事というのは、職種によらず人を良い気持ちにさせるものなのだと、バスの中で改めて感じたのでした。勉強になった〜。